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低フォドマップ食 白ごはんは温めて


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お腹の不調を取り除くための低フォドマップ食事法

低フォドマップ食で基本の食材といえば白米です。

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炊きたてほかほか白ごはん、とても美味しいですよね。実は低フォドマップ食事法では冷たいご飯より温かいご飯が良いのです。

 

その理由は

ご飯に含まれる成分「レジスタントスターチ」という成分です

 

レジスタントスターチ とは

白米ごはんには糖質であるでんぷんが多く含まれています。

でんぷんは加熱した後に冷えると、レジスタントスターチという成分に変わります。

白米ごはんが冷たくなると、含まれるでんぷんの20%がレジスタントスターチに変わります

 

レジスタントスターチは白米だけでなく、他、雑穀や豆などの穀類や、パスタなどのでんぷん質の食品の一部にも含まれています。

 

例えばでんぷんを含むじゃがいもを冷やしたマッシュドポテトにしてもレジスタントスターチの量が増えると言われています。

 

このレジスタントスターチは、小腸で吸収されにくい難消化性のでんぷんで、大腸に到達し腸内で食物繊維と同じような働きをします。

 

 

低フォドマップ食事法では温かいご飯を

レジスタントスターチは小腸で吸収されず大腸で発酵します。これは高フォドマップなものを食べるのと同じようなことになります。

 

過敏性腸症候群IBSで、低フォドマップ食事法を行っている場合は、やはり温かいご飯でレジスタントスターチを避けるほうが良いです。

 

お弁当などを外や温められない環境で食べる場合は、肉魚などのおかずを多めに白米ご飯を少なめに、と工夫できます。

電子レンジがあれば温めて食べることを心がけると食事の美味しさも増しますね。

 

でんぷんが小腸から吸収され糖質を摂取する量がアップしそうですが、私は腸の不調下痢が怖くて何も食べたくない時期があり、その間体重が6キロ減少してしまったので、積極的に栄養を吸収したいところでもあります。

 

白ごはんの食べ方、少し気を付けるだけで糖質の成分が変わります。覚えておきたいですね!