黒いバナナは甘いけれど低フォドマップ?
最近お勉強している低フォドマップ食事法。
今回はバナナについて調べてみました。
果物は高フォドマップなものが多いですが、黒くなりつつある、斑点シュガースポットが出てきたバナナは低フォドマップ。
低フォドマップ食に精通されている宇野ドクターのブログ「宇野コラム」参照させていただきました。
バナナは、色によって、果糖+オリゴ糖の量が変化します。 青いバナナは、果糖+オリゴ糖の成分が多いので、高FODMAP食になります。
引用元 バナナとフォドマップ : 宇野コラム Uno column
しかし、黒いバナナはとても甘い気がするけど、なぜ低フォドマップなのかしら?
果物に多く含まれる果糖(フルクトース)は、小腸で吸収されず多く大腸に到達すると、発酵してガスを生じ、高フォドマップの症状を引き起こします。
しかし、グルコースを一緒に摂取すると違うようです↓
引用元 バナナとフォドマップ : 宇野コラム Uno column
果糖が多い果物でも、グルコースも同じく多く含まれていれば、小腸で吸収されてしまうので、大腸に届いて発酵ガスが発生しない、ということですね。
ちなみに砂糖も低フォドマップですが、主成分がショ糖で、 ショ糖はグルコースと果糖の2つが結合している糖です。
低フォドマップ食事法ではグルコースが一役かっているようです。
シュガースポットが出てきたバナナはグルコースの量が増えているので、果糖は小腸で吸収され、下痢などのもとになる大腸での発酵&ガス発生を防ぐ、ということですね。
仕組みを学べば、低フォドマップ食材を原材料などを見て選ぶ際に納得して購入できます。 楽しく食の勉強です!