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グルテンフリー&低フォドマップ食継続中。食に関するテーマを中心に、自分の体に合うものを見つけて素敵に健康生活です。

遅延型アレルギー検査を受けました 腸内環境にも気をつけよう

遅延型アレルギー検査を受けました 腸内環境にも気をつけよう


遅延型アレルギーという言葉、聞いたことがありますか?

私も耳にしたことがありましたが、実際どのようなものか詳細は知りませんでした。

先日、クリニックで説明を聞き遅延型アレルギー検査を受けてみました。結果なども見て、こういうものなのね、と納得です。


今回は 遅延型アレルギー検査 についてです。



検査を受けるまでの経緯

昨年、 お腹がゆるい & 腸の裏側辺りの背中が慢性的にピリピリ痛い 日々が続き、どうにか腸の調子を良くしたいと思い、腸に良さそうな食事法やクリニックを調べていました。


先日訪れたクリニックで、

食べ物が関連して体の不調を引き起こす遅延型アレルギーというものがあり、検査をすれば原因となる食品を特定できる」と勧められました。


その時の私は、低フォドマップ食の効果か、異常な量のガスや下痢などは無く腸の調子は落ち着いていましたが、背中の痛みは時々持続。アンブロシア社の遅延型アレルギー検査を受けてみることに決めました。


低フォドマップ食についてはこちらに記載しています↓

urwhatueat.hatenadiary.jp


遅延型アレルギーとは

※記事はアンブロシア社のHPとローテーションガイド冊子を参照しています。

遅延型アレルギー(食物過敏)とは


食物アレルギーと聞くと、食べてすぐに症状がでる即時型アレルギーがよく知られていますが、遅延型アレルギーというものもあります。


即時型アレルギーが原因食物を摂取後すぐに反応するのに対し、遅延型アレルギーは原因食物を摂取してから反応するまでに時間がかかるため、原因に気づきにくいアレルギーです。

遅延型は原因食物を摂取してから数時間〜数日間をかけて反応します。


その症状は 頭痛、消化不良、慢性の下痢、じんましん、耳鳴り、関節痛、イライラ、うつ状態疲労感、食後の強い眠気、痩せにくさなど、アレルギーとは認識されないようなものから、メンタル面に影響を与えている場合まで幅広いケースが報告されています。

また、症状が1種類ではなく、複数の症状や不調が同時に発生していることが多いのも遅延型フードアレルギーの特徴です。


原因となる食物を調べる検査では、即時型アレルギーにはその食物に対するIgE抗体を調べ、遅延型アレルギーにはIgG抗体を調べます。

IgE(即時型)で反応する食品がIgG(遅延型)でも同様に反応するとは限りません。逆に、IgG (遅延型)で反応する食品がIgE (即時型)でも反応するとは限りません。

普段の食事で急性アレルギー反応が無くても、実は遅延型アレルギーに反応する食品が多くあるかもしれない、ということです。


免疫に関する研究は、未だ解明されていないことが多くあります。

食物特異的IgGの高値は特定の症状として現れるとは限らず、臨床的関連性はまだ確立されていません。


しかし、検査結果に基づいて高反応の食品を除去することで症状が軽減することがあり、これまでに多くの症例が報告されているようです。


遅延型アレルギー検査を受けて、反応する食物を特定し除去すれば体の不調改善に効果がある可能性を期待できそうですね。


病院で遅延型アレルギー検査

私の場合は、クリニックで採血してもらい検査を実施しました。

検査項目は116品目。費用は検査が保険適用外で28800円、検査結果説明が5380円でした。

採取した血液はアメリカへ輸送されるので、検査結果が出るまで3週間は必要、とのことでした。


私はクリニックで受けることができましたが、近くに検査を実施している病院がなければ、検査キットを購入&郵送で受けることもできるようです。

IgG 96 スタンダード・フード・パネル[日本]

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レビューを見ると自分での採血に難しさを感じることもあるようなので、気をつけて行いたいですね。


検査結果

食物に対する反応が数値で示され、0〜6のステージに分けられています。0が低、6が高反応です。

検査結果には、穀物、肉、野菜、フルーツ、ナッツ類、ハーブスパイスなど、116品目がズラリと並んでいます。こちらがその一部です↓

棒グラフの4〜6が 非常に上昇 で反応が高く出ていることになります。

私は、卵白、牛乳、小麦、エンドウ豆などが4〜6の非常に上昇 でした。


反応した食品の除去

結果をみて先生と話し合い、4〜6の非常に上昇の域に達している食物は一度除去してみよう、ということに決めました。


この中でよく食べていたのは、卵。1日に1〜2個は食べていました。


牛乳や小麦などは検査前から取らないようにしていた食物だったのでそのまま除去を継続、今回新たに卵白を2週間除去してみて体の様子を見る、その後 効果がありそうであれば、引き続き除去してみる、ことにしました。


アンブロシア社は以下のようにまず2週間のモニターを案内しています。

よく召し上がっている食品であれば、2週間ほど食べないようにして、体調の変化をモニターしてみるのが一般的です。個人差は多くありますが、症状の原因食物であった場合、食べなくなってすぐに変化がわかる場合もあります。一方、皮膚症状などの場合には、3週間以上経ってから顕著な改善が見られたという報告も聞かれます。除去をしても何ら変化がなかった場合には、量や頻度を考えてお食事に戻していきます。


私の場合は先生と話し合い、数週間の除去で効果が見られた際、引き続き2ヶ月〜半年除去することで様子を見ることに。長期間除去することで抗体反応数値が下がることがある、というお話でした。

そして食べ始めるときには、毎日同じものを食べるのではなく、4日間に1回のローテーションで食べることが勧められています。


除去後の経過

卵を2週間止めてみた日々の結果背中の痛みが大幅に軽減しました。


昨年から ゆるいお腹 & 腸の裏側辺り背中の痛み を無くしたかったのですが、ゆるいお腹については低フォドマップ食事法を始めており、だいぶ落ち着いていました。

今回の遅延型アレルギー食物除去では、①背中の痛みを無くす ②ゆるいお腹の完全撲滅、に繋がればいいな、という思いでした。


卵白を取らないようにして1週間半ぐらい経った頃から、腸が軽くなったような感じがし、背中もスッキリ痛みを感じなくなってきました。ゆるいお腹も再発無しでした。


実はこの間、他にも、消化に良いようによく噛んで食べるように気をつける、ゆっくり食べる、肉よりも魚を選ぶようにしてみる、などケアを行っていたので、実際に卵白除去だけが私の症状軽減に繋がったのかどうかは定かではありません。

しかし、消化のケアは以前にもしたことがありますが、卵を2週間も除去したことは過去に無く、それが今回の除去期間にお腹と背中がスッキリしているということは、私の場合何かしら効果と関係しているのかと思います

とにかく今お腹と背中周りがスーッとしていて嬉しい!ので、引き続き卵白除去、期間が経てば4日に1度のローテーション摂取、を行なってみようと思います。


腸内環境との関連性

この遅延型アレルギーですが、腸内環境と関係があるといわれています


アンブロシア社のサイトにも以下のようにあります。

食べていないものやほとんど食べていないものまですべて高反応を示す理由はまだわかっていませんが、おそらくは腸内環境の乱れや炎症が原因であると考えられています。除去期間中に腸内環境の改善に配慮することも全体的な反応を下げるために効果的と言われています。


除去期間中にプロバイオティクスの摂取(腸内で有益に働く菌の摂取)などで腸内環境を整えることも早く反応を下げて再び食べられるようになるための手助けになるようです


腸内フローラが整えば、腸のバリア機能がより良く働き、特定の食物に異物反応が出ることが減る、という考え方もあり、腸内細菌の大切さが感じられます。


リーキーガットとの関連性もあると言われています。

リーキーガットとは、リーキー=漏れる、ガット=腸という意味で、「異物(菌・ウイルス・たんぱく質など)が、腸の粘膜を通り抜けて血管内に漏れる状態にある腸」のことです。

本来なら血管内に漏れない摂取した食物からのたんぱく質が腸から血管内に漏れて、体の不調を引き起こす、という考え方です。

まだまだデータが必要な領域だと思われますが、研究が進んで効果のある薬なども開発されるとよいですね。


まとめ

遅延型アレルギー検査により今回新たに卵白を除去してみたことで、私の場合は体の不調改善に繋がったと感じています。

自分の体の状態を知る上でも遅延型アレルギー検査を受ける価値はあったと思います。


そして、食物除去は対処療法であって、根本的に考えたいのは腸内環境。腸内フローラが整えば特定食物に対する抗体反応も下がり、食物除去の必要性も無くなると考えられます。


腸内環境を整える生活、食事、運動、など、今後も腸に優しいケアを行なっていこうと思います!