今回は生姜を使って体の改善に役立てたいと思います!
漢方薬の乾姜
体の調子を整えるために漢方薬を飲まれる方、多いと思います。
私も西洋薬より漢方薬が好きです。
その中の成分でよく使われているのが 乾姜(かんきょう) です。
乾姜とは生姜を蒸したあとに乾燥させたもので、体を内から温める作用があります。
胃腸が冷えている場合の下痢や便秘、腹痛などに効果があるとされています。
生の生姜にはジンゲロールという辛味成分が多く含まれています。
ジンゲロールは生姜を乾燥させたり加熱することでショウガオールに変化します。
ショウガオールはジンゲロールよりも強い辛味を持ち、抗酸化作用や抗炎症作用がさらに強化されます。
体を温める効果も高くなり、体をじわじわと温めます。
蒸してから乾燥させた生姜、乾姜に含まれるこのショウガオールという成分が弱った体にパワーを与えてくれるのですね。
ちなみに生姜は低フォドマップなので、低フォドマップ食やグルテンフリー食でも使える食材ですね。
蒸し生姜を乾燥させて乾姜作り
蒸し生姜を乾燥させてパウダー状にしたもの=手作り乾姜 の作り方です。
原材料は生姜のみ、本当に素材だけです。
★作り方
1.生姜を洗って1ミリ厚にスライスします。
2.シリコンスチーマー(我が家はルクエ)に入れて電子レンジ600wで約10分加熱。
生姜の量やシリコンスチーマーの大きさによって加熱具合が変わるので、時間を短めにして様子をみながら加減するのがよいと思います。黄色い生姜で甘い香りがしてきたらOK,そこでストップです。
加熱しすぎると生姜が焦げて茶色くパリパリになってしまいます。
3.乾燥させるためにザルや風通しのよい容器などに入れます。シリコンスチーマーで加熱直後のものがこちらです。
これを天日干しか室内干しで乾燥させます。
天気の良い日に天日干しなら1日でパリパリに乾燥します。
湿度にもよりますが室内干しだと最低でも丸2日はかかりました。
乾燥したものがこちらです。パリパリで形も小さくなった乾姜です。
4.乾燥した生姜をブレンダーで粉砕します。
こちら、できあがった蒸し生姜パウダー、自家製乾姜です。
カビが生えないように密閉容器に入れます。後ほどシリカゲルも入れました。
我が家では頻繁に調理に使うので数週間もしない内に使い切ってしまいます。
乾姜の食べ方
体を温めてくれる乾姜、粉にしているので何にでもパラパラと振りかけて使えます。
紅茶に少し入れて生姜紅茶、お料理なら焼き飯や炒め物、焼き魚にかけたり。
パウダーとして何にでも使えて便利!
ディースプーン一杯ほどかけて食べると体がポカポカします。
日々の食事に使えば体が継続して温まった状態になりそうです!
電子レンジで作れる蒸し生姜を乾燥させた乾姜、血行もよくなるし使い方も簡単、今後も継続したいと思います!
ぜひためしてみてくださいね☆