米油の力がすごい! ビタミンEで体の抗酸化
先日、クリニックの血液検査で、内臓機能や栄養がとれているかどうかなど体の状態を確認して頂きました。
結果は、
「体が少し酸化に向かっている」
できる対策として、
「食事から、ビタミンE 、ビタミンC、亜鉛、を意識してとるようにしてみましょう」と指導して頂きました。
体の酸化を防ぐ栄養素、その中でも今回はビタミンEに注目してみます。
ビタミンEを多く含む食材といえば、米油。米油がすごい!と最近テレビなどでもよく取り上げられています。
ビタミンEの強力な抗酸化力 と 米油 についてまとめました。
少しずつ酸化している体
私たちの体は無意識のうちに様々な機能が働いてくれていますが、知らず知らずのうちに老化に向かっています。
老化に向かう作用の一つに 体の酸化 があります。
体は呼吸するだけでも少しずつ酸化しています。 それは呼吸により得た酸素の一部から「活性酸素」が発生し、体内の物質を酸化させるからです。
特に細胞膜を構成する成分である「不飽和脂肪酸」は酸化しやすく、「過酸化脂質」に変化して細胞を壊し、老化や癌をまねくリスクを増やします。
ビタミンEの抗酸化力と含まれる食材
体の抗酸化を考えるときに摂りたい栄養素の一つがビタミンEです。
ビタミンEの最大の特徴は、強力な抗酸化力で、主に細胞膜に存在し、活性酸素から不飽和脂肪酸を守ってくれます。
ビタミンEを多く含む代表的な食品は 植物油 です。
しかし、油が古くなるにつれて少しずつ酸化し、老化を促進する過酸化脂質を生み出すことになります。2~3か月を目安に使い切り、古い油は使わないほうがよいです。
米油が役立つ!
普段の食事からビタミンEを取るには、やはり植物油が簡単お手軽です。
ビタミンEを含む植物油にもオリーブ油、ひまわり油など種類がいろいろありますが、優れた力を持つのが 米油。
私はこちらの小川食品の米油を愛用しています。
栄養成分表示によると、こちらの米油大さじ1杯(14g)にはビタミンEが5.8mg含まれています。
そして、ビタミンEの数十倍の抗酸化作用がありスーパービタミンEと言われる成分、トコトリエノール も含まれています。
大さじ一杯で7.7mgもあります。
この米油を大さじ1杯摂取することで、成人男女が1日に必要なビタミンEを 9割 摂ることができるのです。
ラベルにも丁寧に記載されています。
油を大さじ1杯、野菜を大量に食べるのとは違い、手早く摂取できますね。
オリーブ油などはそれ自体に香りなどもあり、使える料理を考えますが、コメ油の味はさっぱりしていて癖が無く多様な料理に使えます。
ただ、油はカロリーが高いので、他の食事や嗜好品などでカロリーを取りすぎないようにきをたいです。
私は低フォドマップ食材としても多様しています。
焼き物炒め物に使う、スイーツでパンケーキやクッキーのつなぎとして入れる、野菜にかける、揚げ物の油にするなどなど使い方は様々です。
熱に強い油なので気にせず加熱調理できます。
白米を炊くときに米油を炊飯器に入れるのもよいです。
炊きたての白米がしっとりツヤツヤになりました。お米4合に対して小さじ1程度の米油が程よいです。
栄養素も豊富で幅広い料理に使える米油、私の食材ラインナップの中でもかなりのスーパーフードです。
メリットがたくさんなので自宅の植物油に米油を一本常備したいですね!
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